森美術館よりご案内です
今、世界中で熱い注目を集めるアラブの現代美術
急速に変化を遂げるアラブ世界は、生活習慣からアイデンティティに至るまで決して一括りには語れない文化の多様性を持っています。
アーティストたちは、その中に息づく伝統、信仰、慣習、気候風土に由来する独特の美意識や、人々の日常生活と社会の現実を、さまざまな美術表現を通して鮮やかに映し出しています。
また、ここ数年、欧米の美術館ではアラブ現代美術を紹介する展覧会が頻繁に開催され、アラブ世界においても、ドーハ(カタール)にマトハフ・アラブ近代美術館が開館(2010年)、アブダビ(アラブ首長国連邦)にはルーブル美術館とグッゲンハイム美術館が建設中であるなど、アート産業が成熟しつつあります。
日本で初めてアラブの現代美術に焦点を当てる本展では、アラビア半島を中心としたアラブ諸国のアーティスト約30組を紹介、その一端をいち早くリポートします。
「アラブ・エクスプレス展:アラブ美術の今を知る」
会 期 2012年6月16日(土曜)~10月28日(日曜)
会 場 森美術館
東京都港区六本木6-10-1 六本木ヒルズ森タワー53階
入館料 一般1500円 学生1000円 子供500円
(前売りチケット 一般1200円 学生900円 子供500円)
現代アラブ世界のさらなる理解のため、さまざまな映像や書籍などが閲覧できる「アラブ・ラウンジ」を設置。ここでは講演やイベントなども開催します。この機会にぜひご来場ください。
出展者や関連するイベント、地図など詳細は 森美術館のウェブサイトをご覧ください
http://www.mori.art.museum/jp/index.html