本年1月のチュニジア・ジャスミン革命以降、エジプト、イエメン、ヨルダン、アルジェリアで反政府デモが発生し、政情不安や政治変化に見舞われています。
チュニジアに触発されて複数の国々でデモが生じたことは、「中東/アラブの民主化」という地域の問題として捉えられるべき共通性、一般性を示しています。
しかし、一つ一つの国の内情や展開は当然異なり、それは個別に考えられなければなりません。さらに、デモなどが生じていない国々についても、考察がなされるべきでしょう。
このような「中東の民主化」に関わる一般性と特殊性について考えるためのセミナーです。
事前申込みが必要です
日 時: 2011年3月2日(水曜)午後4時から6時
会 場: 東京大学本郷キャンパス
法文2号館2階の1番大教室(階段教室)
http://www.u-tokyo.ac.jp/campusmap/cam01_01_02_j.html
主 催: イスラーム地域研究東大拠点の中東民主化研究班
事務局(iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp)
チュニジア・アルジェリア情勢(30分)
福富満久 (財)国際金融情報センター主任エコノミスト
エジプト情勢(30分)
鈴木恵美 早稲田大学准教授
イエメン情勢(15分)
松本弘 大東文化大学准教授
ヨルダン情勢(15分)
吉川卓郎 立命館アジア太平洋大学助教
司 会: 長沢栄治 東京大学教授
参加ご希望の方は、事務局(iaschuto@l.u-tokyo.ac.jp)まで、メールでお申し込みください。
中東民主化データベース」(http://www.l.u-tokyo.ac.jp/~dbmedm06)を、事前にご覧いただければ幸いです。
詳細はこちら
http://www.l.u-tokyo.ac.jp/tokyo-chuto/news/index8.html