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2017年1月14日~「イスラーム映画祭2」開催案内 東京・名古屋・神戸

前回大きな反響を呼んだ「イスラーム映画祭」の第2回を開催します。

 映画は、私たちがあふれる情報にまぎれて見落としがちな、その文化とともに生きる人々の素朴な姿を垣間見せてくれます。
 エジプト、チュニジア、イラン、レバノン、インド、バングラデシュ、タイなどから9~10作品を上映。併せてトークイベントも企画しています。
 この機会にぜひお出かけください。

2017年 1月14日(土)~20日(金) 東京・渋谷ユーロスペース

      1月21日(土)~27日(金) 名古屋・シネマテーク

      3月25日(土)~31日(金) 神戸・元町映画館


タイムテーブル、料金、会場地図など詳細はこちら

 「イスラーム映画祭2」公式ホームページ → http://islamicff.com/

メインビジュアルイスラーム映画祭.jpgのサムネール画像
上映予定の映画は以下のとおりです。
 
「私たちはどこに行くの?」 2011年 フランス=レバノン=エジプト=イタリア
☆戦争で荒廃した、ムスリムとクリスチャンが半数ずつ暮らすレバノンの小村。 女たちは共に仲良くしていたが、男たちは事あるごとに争いを始め手に負えない。 平穏な生活を守ろうと、女たちはあの手この手と策を練る...。 
 
「敷物と掛布」 2013年 エジプト
☆2011年1月25日、革命下のエジプト。 30年におよぶムバーラク政権打倒を叫ぶ人々で、街はあふれていた。 友人と共に刑務所から逃亡した名もなき男は、真実を映すある動画を胸にカイロの貧困地区を彷徨うが...。 
 
「泥の鳥」(カンヌ国際映画祭・批評家連盟賞受賞作) 2002年 バングラデシュ=フランス
☆親元を離れ、アヌはマドラサに入学するが、厳しい寄宿生活になかなかなじむことができない。 一方、家では病弱な妹の治療をめぐり、両親の間で溝が深まっていた。やがて彼らの村にも独立戦争の波が押し寄せてくる...。

「蝶と花」 1985年 タイ
☆父、弟、妹と暮らすフージャンは、家計を助けようとアイスキャンディー売りを始めるが、 家を留守にしたある晩、父が列車事故に遭ってしまう。 やがてフージャンは旅先で出逢った若者たちと、白米の密輸を始めるが...。

「改宗」 2008年 タイ
☆バンコクで働く仏教徒のジューンは、タイ南部出身のムスリム、エイクとの結婚を機にイスラームに改宗する。 生活に根づくイスラームの教えと慣習を学びながら、ジューンはやがてエイクと共に南部の島へ移住するが...。
 
「バーバ・アジーズ」 2004年 チュニジア=ドイツ=フランス=イギリス
☆盲目のイスラーム修道僧とその孫娘が、30年に一度だけ開かれるという集会を目指し、砂漠を歩いている。 修道僧は孫娘にある王子の物語を聞かせていた。様々な出逢いと別れを繰り返しながら、2人は旅をつづける...。
 
「十四夜の月」 1960年 インド
☆ある日、ナワブは街でニカーブから一瞬だけ顔を見せた女性に一目惚れする。 彼女を忘れられない彼は縁談を断り、親友のアスラムが代わりに結婚するが、なんとその相手こそ、ナワブが恋焦がれる女性ジャミーラだった...。

「マリアの息子」 1999年イラン
☆敬虔なムスリムの少年ラフマンは、村で唯一のカトリック教会にあるマリア像に、見知らぬ母の面影を見る。 老神父と仲良くなったラフマンは、神父が事故で倒れると、盲目の友人と共に彼の弟を探す旅に出るのだった...。
 
「ミスター&ミセス・アイヤル」 2002年 インド
☆タミルのヒンドゥー女性ミーヌは、夫の元に帰るバスの旅でベンガル出身のラジャと出逢う。 ところが道中、ヒンドゥー対イスラームの暴動に遭い、暴徒を前に彼女は、ムスリムと知ったラジャのことを夫だと嘘をつく...。
 
「神に誓って」 2007年 パキスタン
☆共にミュージシャンの兄弟。しかし、内向的な弟が過激な思想に染まり、兄は弟を気遣いながらもアメリカへ留学する。 ロンドンに住む従妹マリアムは英国人の恋人と結婚する予定だったが、それを快く思わない父親に...。