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お知らせ

2023.02.14

2023年2月~ 「イスラーム映画祭8」開催! 東京・名古屋・神戸

今年も「イスラーム映画祭」が開催されます。今回で8回目になります。
日本初公開とアンコール上映を合わせ、14本の映画が上映されます。また、東京会場ではトークセッションも予定されています。

詳細はこちらからどうぞ。
 イスラーム映画祭 ホームページ → http://islamicff.com/
 イスラーム映画祭 ツイッター → https://twitter.com/islamicff

※ 上映スケジュールにつきましては、イスラーム映画祭および各映画館のホームぺージ等で最新情報をご確認ください。

<< 2023年の開催日程 >>

●東京
会場: 渋谷ユーロスペース
トップページ → http://www.eurospace.co.jp/
イスラーム映画祭8 → http://www.eurospace.co.jp/works/detail.php?w_id=000646

期間:2023年2月18日(土)~2月24日(金)

●愛知
会場: 名古屋シネマテーク(http://cineaste.jp/)
期間: 2023年3月25日(土)〜3月31日(金)

●兵庫
会場: 神戸・元町映画館(https://www.motoei.com/)
期間: 2023年4月29日(土)~5月6日(金)






東京での上映予定スケジュール


<< 作品紹介 >>
今回の上映作品を簡単にご紹介します。

『太陽の男たち』
監督:  タウフィーク・サーレフ
原題:  Al-Makhdu'un 英題: The Dupes
製作国: シリア
1972年 107分 アラビア語

 ヨルダンからイラクにやって来た3人のパレスチナ難民。彼らは金を稼ぐため、同じ難民の男が運転する給水車の空のタンクに潜みクウェートへの密入国に挑む。しかし、太陽に熱されたタンク内にいられるのはほんの数分…。(ガッサーン・カナファーニー没後50年特別上映、劇場初公開)


『マリアムと犬ども』
監督:  カウサル・ビン・ハニーヤ
原題:  Aala Kaf Ifrit 英題: Beauty and the Dogs
製作国: チュニジア=フランス他
2017年 100分 アラビア語

 大学のパーティーが開かれたある晩、マリアムは警察官から暴行を受ける。その時一緒にいたユースフは被害を訴えるため、彼女を病院や警察に連れてゆくが、病院では診察を拒否され、警察はまともに取り合おうとしない…。(日本初公開)


『陽の届かない場所で』
監督:  ナダー・マズニー・ハファイヤズ
原題:  Au-Delà De L'ombre 英題 :Upon the Shadow
製作国: チュニジア=フランス
2017年 80分 アラビア語

 人権活動家アミーナ・サブウィは、家族や地域から迫害されたゲイやトランスヴェスタイトの人々と一つ屋根の下に暮らしている。彼女ら/彼らはそれぞれの苦しみを語り、アミーナは煮詰まるとスーフィズムに身を委ねる…。(日本初公開)


『ファーティマの詩(うた)』
監督: フィリップ・フォコン
原題/英題: Fatima
製作国: フランス=カナダ
2015年 78分 フランス語/アラビア語

 ファーティマは、清掃の仕事で2人の娘を育てている。大学生の長女ネスリーンは試験の重圧からストレスを抱え、次女のスアードは勉強をせず反抗してばかり。ファーティマは日々の想いを、アラビア語で詩に綴っている…。(日本初公開)


『エグザイル 愛より強い旅』
監督:  トニー・ガトリフ
原題:  Exils 英題: Exiles
製作国: フランス
2004年 103分 フランス語/アラビア語/スペイン語

 かつての仏人植民者の孫であるザノは、アルジェリアルーツの恋人ナイーマを誘い、アルジェへと旅に出る。ムスリム兄妹と出会ったり農園で働いたりしながら2人は旅を続けるが、ナイーマの様子がしだいに変わってくる…。


『キャラメル』
監督:  ナディーン・ラバキー
原題:  Sukkar Banat 英題: Caramel
製作国: フランス=レバノン
2007年 96分 アラビア語/フランス語

 ベイルートでヘアサロンを営むラヤールは、妻子ある男との恋に悩んでいる。従業員のリマは同性への想いを秘め、ムスリムのニスリンは結婚を前に、相手には言えないある秘密を抱えていた。サロンに集う女性たちもまた…。


『そこにとどまる人々』
監督:  エリアーン・ラヘブ
原題:  Mayyel Ya Ghzayyel 英題: Those Who Remain
製作国: レバノン=UAE
2016年 95分 アラビア語

 ハイカルはキリスト教徒。かつてはムスリムと隣人同士だった村で、彼は今も昔と変わらない日常を過ごしている。長く続く宗派間の軋轢やシリア危機で村の様子が変容してゆく中、まるでそれが彼の使命であるかのように…。


『キャプテン アブ・ラエド』
監督: アミン・マルタカ
原題/英題: Captain Abu Raed
製作国: ヨルダン=アメリカ
2007年 102分 アラビア語

 妻を亡くし、国際空港の清掃員をしながら孤独に暮らすアブ・ラエド。ある日ゴミ箱から拾った機長の帽子をかぶっていた彼は、近所の少年にパイロットと間違えられ、本で得た世界旅行の話を子どもたちに聞かせ始めるが…。


『午後の五時』
監督: サミラ・マフマルバフ
原題: Panj É Asr 英題: At Five in the Afternoon
製作国:イラン=フランス
2003年 101分 ダリ語/英語

 イスラームに厳格な父親に内緒で、普通学校へ通うノクレ。彼女の夢はアフガニスタンの大統領になって、女性の教育の遅れを取り戻すこと。ノクレはある日出会った帰還民の青年に、政治家の演説の内容を知りたいと頼む…。


『わたしはバンドゥビ』
監督: シン・ドンイル
原題: Bandhobi
製作国: 韓国
2009年 107分 韓国語/ベンガル語/英語

 母親とその恋人を嫌う女子高生のミンソ。彼女はある日、バスで移民労働者のカリームが落とした財布を持ち逃げしようとするが、カリームに捕まる。彼はミンソを許す代わりに、未払いの賃金を取り立ててほしいと頼むが…。


『私たちはどこに行くの?』
監督: ナディーン・ラバキー
原題: Et Maintenant On Va Où? 英題: Where Do We Go Now?
製作国: レバノン=フランス=エジプト=イタリア
2011年 102分 アラビア語/フランス語/ロシア語

 1990年代初頭の、ムスリムとキリスト教徒が暮らすレバノンの小さな村。戦争がようやく終わり女たちは安堵していたが、男たちはすぐに諍いを始めてしまう。愛する家族を守るべく、女たちはあの手この手と策を練る…。(アンコール上映)


『長い旅』
監督: イスマイル・フェルーキ
原題: Le Grand Voyage 英題: The Great Journey
製作国: フランス=モロッコ=ブルガリア=トルコ
2004年 108分 アラビア語/フランス語他

 フランス生まれのモロッコ移民第二世代のレダは、敬虔なムスリムの父ムスタファに駆り出され、聖地マッカまで運転手をするはめに。学校にも行けず恋人とも会えなくなったレダは、事あるごとにムスタファに歯向かうが…。(アンコール上映)


『ソフィアの願い』
監督: :マルヤム・ビンムバーラク
原題/英題: Sofia
製作国: フランス=カタール=ベルギー=モロッコ
2018年 85分 アラビア語/フランス語

 20歳のソフィアはある日突然破水し、従妹のリナに付き添われ病院で出産する。しかし、相手が夫でなければ婚外交渉として通報されてしまう。両親にもばれたソフィアは、相手は以前職場で出会ったウマルだと明かすが…。(アンコール上映)


『ガザを飛ぶブタ』
監督: シルヴァン・エスティバル
原題: Le Cochon De Gaza 英題: When Pigs Have Wings
製作国:フランス=ドイツ=ベルギー
2010年 99分 アラビア語/ヘブライ語/英語

 時は2005年以前。パレスチナ人漁師ジャファールは、ある日海から豚を引き揚げてしまう。彼は不浄な動物を早く始末しなければと焦るが、金に困っていたため、入植地のユダヤ人女性エレーナにある商売を持ちかける…。(アンコール上映)



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