文字の大きさ 標準 拡大

協会案内

HOME / トピックス / お知らせ

お知らせ

2019.03.01

2019年3月16日~「イスラーム映画祭3」開催案内 東京・名古屋・神戸

第4回「イスラーム映画祭」が開催されます。
アラブを発祥の地に、アジアからアフリカまで国境、民族、言語を越えて広がるイスラームの世界。今回は12本の映画が上映されます。東京会場では10回のトークセッションが予定されていますが、ジェンダーや人道危機のほか、いまだ内戦の続くイエメンにスポットをあてています。

<< 2019年の開催日程 >>
3月16日(土)~3月22日(金) 東京 渋谷ユーロスペース
3月30日(土)~4月05日(金) 愛知 名古屋シネマテーク
4月27日(土)~5月03日(金) 兵庫 神戸・元町映画館

詳細はこちらからどうぞ。
イスラーム映画祭 ホームページ → http://islamicff.com/
イスラーム映画祭 フェイスブック → https://ja-jp.facebook.com/islamicff/"




今回の上映作品を簡単にご紹介します。

『二番目の妻』 2012年 オーストリア
 トルコから欧州に移り住んで半世紀。クルド人一家の女主ファトマは、故郷の伝統を守りながら、夫や子どもたちとともにウィーンで暮らしていた。そんな彼女の息子のもとへ、東トルコの村からアイシェが嫁いでくる…。

『その手を離さないで』 2017年 ボスニア・ヘルツェゴビナ、トルコ
 シリアからトルコに逃れたものの、最愛の母も失い、シャンルウルファの孤児施設に引き取られたイーサ。彼はそこで同じ境遇のアフマドとモアタズに出会う。3人は各自の目的のため、街でティッシュ配りを始めるが…。

『僕たちのキックオフ』 2008年 イラク、クルディスタン、日本
 イラク北部の都市キルクーク。家を失ったクルド人たちは、スタジアムの中で暮らしていた。ヘリンに淡い恋心を抱くクルド人青年のアスーは、地雷で片足を失った弟のため、民族対抗の少年サッカー大会を計画するが…。

『ナイジェリアのスーダンさん』 2018年 インド
 地元サッカーチームのマネジャーを務めるマジード。ナイジェリアから招聘した選手サミュエルの活躍で彼のチームは快勝するが、ある日サミュエルは怪我を負ってしまい、マジードは自宅で彼の世話をすることになる…。

『イクロ2 わたしの宇宙(そら)』 2018年 インドネシア
 宇宙飛行士に憧れ、毎日のようにプラネタリウムへ通うアキラ。彼女は、イギリス人留学生ジューンと、科学をテーマにしたコンペで競い合うことに。一方、祖父はアキラに黙ってイギリスの天文台で働くことを決める…。

『西ベイルート』 1998年 フランス、ノルウェー、レバノン、ベルギー
 1975年。西ベイルート(ムスリム地区)に住むターレクは、東ベイルート(クリスチャン地区)のフランス学校に通っていた。しかし内戦が始まり、両地区が遮断される。初めは戦争に昂揚感を覚えるターレクだったが…

『幸せのアレンジ』 2007年 アメリカ
 N.Y.のブルックリン。同じ学校の新任教師として出会った、正統派ユダヤ教徒のラヘルとムスリマのナシーラは、ある授業をきっかけに友人関係になる。そして2人には、“お見合い結婚”を控えているという共通点があった…。

『判決、ふたつの希望』 2017年 レバノン、フランス
 ある日、パレスチナ人のヤーセルとレバノン人のトニーが、住宅の補修をめぐり諍いを起こす。トニーの放った“侮蔑”のひと言は2人の対立を深め、法廷に持ち込まれた決着はやがて国を巻き込む騒乱へと発展してゆく…。

『乳牛たちのインティファーダ』 2014年 カナダ、パレスチナ、フランス
 パレスチナのある町の人々が、それまでイスラエルから買うしかなかった牛乳を独自に生産しようと、18頭の乳牛を“合法的”に手に入れる。しかし、イスラエル当局は牛を“国家の脅威”と見なし、その摘発に乗り出す…。

『わたしはヌジューム、10歳で離婚した』 2014年 イエメン、UAE、フランス
 幼くして結婚したヌジュームは、ある朝家を飛び出して裁判所へ駆け込み、離婚したいと訴える。驚く判事を前に彼女は、歳のかけ離れた夫の暴力に耐える日々と、自分が嫁に出されるまでの経緯を語り始めるのだった…。

『イエメン:子どもたちと戦争』 2018年 フランス
 11歳のアフメド、8歳のリマ、9歳のユースフは、内戦下のイエメンに生きる人々の声を集め始める。彼らは負傷したり、親を失った子どもたちの他、画家やラッパー、SNSの人気モデルにもインタビューしてゆく…。

『気乗りのしない革命家』 2012年 イギリス
 アラブの春”を取材すべくイエメンに入った作者は、現地の観光ガイド、カイスと出会う。ビジネスに支障をきたし、反政府デモに懐疑的なカイスだったが、デモ隊に発砲する政府の姿や死傷者を見て考えを変えてゆく…。




このページのTOPへ