友好ファハド基金

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日本サウディアラビア友好ファハド基金

Fahd Fund for Saudi-Japan Friendship Promotion

目 的・沿 革


日本サウディアラビア協会は、1960(昭和35)年10月、日本とサウジアラビア王国の親善関係を深め、文化交流の促進に資することを目的として設立されました。爾来、定期的な協会報の発行および各種専門書の刊行をはじめ、サウジアラビア王国要人の日本招聘など、会員企業ならびに関係各位の協力のもと、日本・サウディアラビア友好協力関係の発展に尽力してまいりました。

1981(昭和56)年12月に開催された日本サウディアラビア協会創立20周年記念祝賀会にはサウジアラビア王国より特使として来日したイブラヒーム・アル・アンガリー労働社会問題大臣が出席され、ファハド・ビン・アブドルアジーズ皇太子殿下(当時、後に国王)からの当協会に対する寄付金50万ドルを伝達されました。これを受けて、当協会は1982(昭和57)年6月、ファハド皇太子殿下(当時、後に国王)のご寄付の趣旨を充分に活かし、日本・サウジアラビア両国の友好関係の一層の緊密化と相互理解の増進に資する事業活動をより広範囲に展開するべく、日本側からもほぼ同額の1億円を募り、合計約2億円(約100万ドル)を原資として、当協会内に別勘定による「日本サウディアラビア友好ファハド基金(Fahd Fund for Saudi-Japan Friendship Promotion)」を設立しました。

当協会では、本基金を用いて、アラブ・イスラーム文化に関する学術的に意義深い書籍や研究書を出版するなど、日本とサウジアラビア両国間の様々な文化交流事業に取り組んでいます。

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