
□ 巻頭インタビュー 上村司 政府代表(中東和平担当特使)に聞く…p.2
「ガザの将来はパレスチナ人が主体となって決めるべき」
聞き手: 共同通信元エルサレム支局長 島崎 淳
◎特集 孤立深めるイスラエル
■ 改めて問われる法と秩序…p.5
防衛大学校名誉教授 立山良司
■ 荒れる大学と米国の仲介の終わり…p.8
毎日新聞客員編集委員 布施 広
■ シャロンと対ガザ地区政策の変遷…p.11
東京大学特任准教授 鈴木啓之
■ アルジャジーラ活動禁止、処罰か名誉の勲章か?…p.14
ジャーナリスト モハメド・ショケイル
■ パリのユダヤ人、憎悪への恐怖が生む連帯…p.17
フランス国立東洋言語文化学院客員研究員 鴨志田聡子
■ 「他の紛争地でも経験無い」惨状 ガザで活動のICRC安藤医師に聞く…p.20
時事通信社外信部記者 竹田 亮
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□ 絵画を通して、パレスチナ人の日々の営みや文化に目を向けてほしい…p.23
中東・パレスチナ絵画展プロジェクト主宰 長沢美抄子
□ イラン新大統領に改革派ペゼシュキアン氏…p.24
NHK解説主幹 出川展恒
□ 暴君ウダイ・フセインの知られざる横顔 アメリカ人催眠士が築いた信頼…p.26
スタジオペガサス 久米由加利
□ 2回連載 サハラの遊牧民、トゥアレグの反乱㊦…p.29
「アザワド共和国」の誕生と崩壊
ジャーナリスト、写真家、ドキュメンタリー作家 デコート豊崎アリサ
□ サウジアラビアで見直される「沙漠文化」…p.32
片倉もとこ記念沙漠文化財団事務局主事 藤本悠子
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【連載】 オリーブの木の下で 第19回…p.35
ハマスの「動機」を考える
毎日新聞編集委員 大治朋子
【連載】 中東外交余談 第2回…p.36
中東現代史への視線
元外務省中東アフリカ局長 奥田紀宏
【連載】 「ハビービは日本人!」 第11回…p.38
大祭イード・アルアドハー
拓殖大学講師 リーム・アハマド
【連載】 タンザニア探訪記 第25回…p.40
「どくとるマンボウ」降臨す
前日本アラブ協会専務理事 奥山英治
【緊急連載】 「中国の中東進出」⑬…p.42
大統領急死後のイラン・中国関係
皇學館大学准教授 村上政俊
アラビア語原稿: 日本人的思考様式・・いかに? なぜ?(26) 日本を夢見るアラブ人!…p.44
再び注目されるパレスチナ人作家
東海大学教授 アルモーメン・アブドーラ
【BOOKS】
いま想うあの人、あの事件…p.48
『平野丸、Uボートに撃沈さる 第一次大戦・日英秘話』 島崎 淳 著
『91歳5か月 いま想うあの人 あのこと』 岸 恵子 著
評者:毎日新聞客員編集委員 布施 広
日本アラブ協会の新会長に桐山浩氏が就任…p.47
編集後記…p.47
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【グラビア】
表紙写真: 「バグダードの夏」(イラク/2004年)
撮影:渡辺 悟
表紙裏: 叫びのパレスチナ・ポスター
留学生の肖像㊳ サラ・ジャリさん(シリア出身)…p.49
写真・文: 渡辺 悟