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No 146 2013秋号 特集 動乱エジプト

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特集 動乱エジプト

現地ルポ
政変の実相、軍と同胞団の相克
秋山信一・毎日新聞カイロ支局長

「エジプトの天安門事件」で地域秩序が流動化
池内 恵・東京大学准教授

元幹部アブルフトゥーフ氏に聞いた
なぜイスラーム主義者は同胞団を見限ったか
石合 力・朝日新聞国際報道部長

騒乱を前に立ち尽くすアメリカ
渡部恒雄・東京財団上席研究員

巨額支援に透ける湾岸諸国の怯え
中西俊裕・日本経済新聞編集委員

混乱長期化はハマースとイスラエルにも影響
大治朋子・毎日新聞エルサレム支局長

暫定政権、旧政権、双方の幹部と会談
小池百合子・衆院議員/日本エジプト友好議員連盟会長

特派員たちが語る わたしの視点 
本質としての宗派抗争/田原 牧
見えない亀裂に分断される社会/北村文夫
用心深い楽観主義」で見守りたい/定森大治
いつか辿った道/二村 伸
産みの苦しみ」だと信じたい/和田浩明

【論考】オスロ合意から20年
立山良司・日本エネルギー経済研究所客員研究員

南スーダンにおけるUNMASの地雷・不発弾除去
吉岡由美子・国連地雷対策サービス 南スーダン事務所

インタビュー 小長啓一さん
オイルショックから40年
「中東の重要性に変わりはない」

【連載】
宮家邦彦の深層講座:アメリカから見た中東情勢 15
中東屋とアジア屋の融合
宮家邦彦・立命館大学客員教授


■ 現代史の証言 33
1992年 イラク反体制派がウィーンに集う
政権打倒の長い道程がはじまった
勝又郁子・ジャーナリスト

1976年 シリア軍ベイルート進駐
内戦第1幕の終わりにすぎなかった
平山健太郎・元NHK解説主幹

カリーマのアラブ人のこだわり 第64回
ムルスィーが成功させた「軍と民衆のクーデター」
師岡カリーマ・エルサムニー

エジプト革命の奪い合い!
アルモーメン・アブドーラ・東海大学国際教育センター准教授

■ 訳者が語る
徳永里砂さん『3万冊の本を救ったアリーヤさんの大作戦』

■ 著者が語る
モハメド・オマル・アブディンさん『わが盲想』

【追悼】鈴木 登さん
佐々木良昭

編集部より 照る日と曇る日

表紙作品:「2013 記憶・Ⅲ」 木版画 小島道子(春陽会 会友)

グラビア マイナスをゼロに戻す活動/南スーダン

      アラブから来た料理人 マンスール・スドゥキさん パレスチナ出身

      パレスチナ料理 「ビサン」