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No 145 2013年夏号 特集 王制8カ国の「春」を問う

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特集 王制8カ国の「春」を問う

王政諸国で政治改革は可能なのか
松本 弘・大東文化大学教授

モロッコ
国王が維持するイスラーム主義政権
白谷 望・上智大学大学院
ヨルダン
「 恐怖の壁」は打ち破られたのか
藤村梨紗・元在ヨルダン大使館専門調査員

オマーン
抗議者の要望に改革で応えた啓蒙君主
村上拓哉・元在オマーン大使館専門調査員

サウジアラビア
失業対策と外国人労働者排除のジレンマ
辻上 奈美江・東京大学特任准教授

アラブ首長国連邦
ムスリム同胞団の影響に揺れる
堀拔功二・日本エネルギー経済研究所 中東研究センター研究員

バーレーン
いまも反政府デモ続くが王室は強硬
長谷川 健司・共同通信カイロ支局長

クウェート
政争による開発停滞に高まる不満
小溝泰義・前駐クウェート大使

カタール
シリア内戦に見る外交戦略
モハメド・ショケイル アル・ジャジーラ英語放送ニュース局 番組編集担当

アラブ王制を支える国際力学
脇 祐三・日本経済新聞コラムニスト

インタビュー 飯村 豊・日本政府代表 中東担当
多極時代に日本の役割を考える

追悼 片倉もとこさん 小池百合子 北村文夫 最首公司

エジプト女性の「ヒジャーブ」事情
ハナーン・ラフィーク カイロ大学准教授
【連載】宮家邦彦の深層講座:アメリカから見た中東情勢 14
米・イスラエル関係の落日
「アラブの冬」と「トルコの春」
宮家邦彦・立命館大学客員教授

【連載】カリーマのアラブ人のこだわり 第63回
完全非中立で憂うエジプトの二極化(2)
師岡カリーマ・エルサムニー

【現代史の証言 32】
1981 年 イスラエルがイラク原子炉空爆
"アラブ原爆"の野望を砕いた現場
荒田茂夫・元朝日新聞記者

1988 年 イラン・イラク停戦の日
バクダードの祝砲とテヘランの黒旗
平山 健太郎・元NHK解説主幹

【BOOKS】
中村廣治郎著『新装版 イスラム 思想と歴史』 評者:加藤 博

片倉もとこ著『旅だちの記』 評者:高橋和夫

追 悼 小池勇二郎さんを偲ぶ  高木規矩郎

編集部より 照る日と曇る日

表紙作品:「記憶・III」 木版画 小島道子

グラビア アラブから来た料理人 河本イマドさん エジプト出身
      エジプト料理「ネフェルティティ東京」西麻布店 
     
      復興するイラク・クルディスタン地域
      写真・文 勝又郁子