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No 137 2011年夏号 特集:アラブの春

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特集 「アラブの春」


1  ビン・ラーディン後

変わる政治環境
脇祐三・日本経済新聞論説副委員長

完結したウサーマ伝説
保坂修司・(財)日本エネルギー経済研究所・中東研究センター研究理事

死地パキスタンの含意
田中浩一郎・(財)日本エネルギー経済研究所・中東研究センター長

怪物とたたかう者は怪物になる?
布施広・毎日新聞論説室専門編集委員(本誌編集長)


2  民主化のゆくえ

イエメン
サーレハはいつ辞めるのか
松本弘・大東文化大学教授

シリア
扇動を繰り返すだけのネット運動に限界
高岡豊・(財)中東調査会研究員

ヨルダン
民主化勢力が求めるのは国王退陣ではない
吉川卓郎・立命館アジア太平洋大学助教

バーレーン
湾岸諸国に君主制崩壊の強い危機感
堀拔功二・(財)日本エネルギー経済研究所中東研究センター研究員

チュニジア
いまだ不透明な政治体制の枠組み
白谷望・上智大学大学院

エジプト
高揚するワタニーヤと憲法改正国民投票
鈴木恵美・早稲田大学准教授

「4月6日運動」が学んだセルビアの「オトゥポール」
立山良司・防衛大学校教授


☆   ☆   ☆   ☆   ☆   ☆


サウジ産業多様化で中国・インドと貿易摩擦
山田真樹夫・オックスフォード大学

現代アラブ社会における人間性と文化の価値
ムハンマド・アブドッラハマーン・ユーニス  小説家・大学教授

追悼 佐藤次高さん
イスラーム研究を先導された「思索と行動」

現代史の提言24
1982年 イスラエルのレバノン侵攻
PLOが「仮死」した作戦
清本修身・立命館大学特任教授

2005年サッダーム・フセイン裁判
死刑確定から4日で執行
出川展恒・NHK解説委員

連載 カリーマのアラブ人のこだわり 第55回
辞任表明は笑って待て
師岡カリーマ・エルサムニー

連載 宮家邦彦の深層講座:アメリカから見た中東情勢⑥

なぜネタニヤフは激怒したのか
宮家邦彦・外交政策研究所代表

グラビア

アラブから来た料理人⑤ ジェリビ・モンデールさん チュニジア出身

                チュニジア料理 ハンニバル


表紙作品 星兼雄 「王名表の部屋」