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お知らせ

2018.03.16

2018年3月17日~「イスラーム映画祭3」開催案内 東京・名古屋・神戸

第3回「イスラーム映画祭」が開催されます。
アラブを発祥の地に、アジアからアフリカまで国境、民族、言語を越えて広がるイスラームの世界。アフガニスタン、イラン、インド、インドネシア、エジプト、クルディスタン、シリア、タジキスタン、ドイツ、パレスチナ、モロッコなど、イスラームの文化が根づく国や地域から13本の映画が集められました。楽しみながら、世界の多様性を知る映画祭です。

2018年の開催日程
 3月17日(土)~3月23日(金) 東京 渋谷ユーロスペース
 3月31日(土)~4月6日(金) 愛知 名古屋シネマテーク
 4月28日(土)~5月4日(金) 兵庫 神戸・元町映画館

タイムテーブル、料金・チケット、会場地図など詳細はこちらから
 「イスラーム映画祭3」公式ホームページ → http://islamicff.com/index.html



上映作品は以下の通りです。

『ラヤルの三千夜』 2015年 パレスチナ=フランス=ヨルダン=レバノン=カタール=UAE
ヨルダン川西岸地区の街に住むパレスチナ人教師のラヤルは、虚偽の告発によってイスラエルの刑務所に収監されてしまう。身ごもっていた彼女は牢獄の中で子どもを産むが…。

『エクスキューズ・マイ・フレンチ』 2014年 エジプト
父親を急に亡くしたコプト教徒のハーニーは、経済的理由から無償の公立校に転入するものの、周りが全員ムスリムのため素性を隠すことに…。

『アブ、アダムの息子』 2011年 インド
アブとアイシュンマの夫婦はマッカへの巡礼ハッジのため、つましく資金を蓄えていた。息子は中東に移住したまま帰ってこない。アブはパスポートを作りに行くが…。カザン国際ムスリム映画祭グランプリ受賞作。

『熱風』 1973年 インド
ミルザー家の兄ハリームは家族を連れてアーグラからパキスタンに移住するが、弟の一家はインドに留まる。愛しあっていた両家の子ども達も離れ離れになり、サリームの商売はしだいに難しくなる…。

『イクロ クルアーンと星空』 2017年 インドネシア
科学好きな小学生のアキラは、天文学者の祖父に研究所の大望遠鏡で星を見せてほしいとお願いする。祖父はクルアーンをアラビア語で朗誦するという条件を出すが…。

『ボクシング・フォー・フリーダム』 2015年 スペイン=アフガニスタン
かつて難民だった、アフガニスタン初の女子ボクシングチームに所属するボクサー、サダフ・ラヒミ。 彼女は2012年のロンドン五輪出場を夢見て学業と練習の両立に励んでいたが…。

『モーターラマ』 2012年 アフガニスタン
ブルカについて語る女性、デモ行進し男たちの非難を浴びる女性、12歳で結婚した若き女性など、アフガニスタンの3つの街で女性たちの声を記録した作品。

『トゥルー・ヌーン』 2009年 タジキスタン
気象観測所に勤めるロシア人キリルは、下の村の青年と結婚する助手のニルファに観測所を託して、故郷に帰りたがっていた。ある日突然二つの村の間に国境ができ、往来が遮られてしまう…。

『花嫁と角砂糖』 2011年 イラン
五人姉妹の末っ子パサンドの婚約式の準備が始まる。海外に暮らす新郎は不在だが、姉たちは祝宴を開くため大忙し。 婚礼の祝いに集まる大家族の悲喜こもごもを描いた群像劇。

『遺灰の顔』 2014年 クルディスタン=イラク
クルドの村のムスリム一家のもとに、戦死した息子の柩が届けられるが、遺体には割礼の痕がない。イラン・イラク戦争の際に頻繁に起きたという、遺体の取り違える騒動を描いたコメディ。

『私の舌は回らない』 2013年 ドイツ
トルコ東部の村で結婚し、ベルリンに移住した両親から生まれた女性。大人になってから自分がクルドであることを知る。女優でもある移民二世の作者が、自らの家族を題材にしたドキュメンタリー。

『ラジオのリクエスト』 2003年 シリア
戦時下のシリアの山村。村人たちは毎日紅茶を飲みながらラジオを聴いていた。ある日、ジャマールに召集令状が届く。恋人のアジーゼは戦地の彼のため、ラジオにリクエストを出す。緑美しい山村を舞台にした反戦悲喜劇。

『女房の夫を探して』 1993年 モロッコ
些細なことを理由に3人目の妻フーダと3度目の離婚をしたハッジ。すぐに後悔するが、再々々婚は元妻が一度誰かと結婚して別れない限り許されない。ハッジはよりを戻すため、彼女の夫探しを始める。“一夫多妻”を題材にしたコメディ。


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